2007年10月8日〜13日、新進の洋画家・清田悠紀子 (30) と気鋭の日本画家・佛淵静子 (33) の2人展が開催される。無所属で、東京を拠点に活動し、人物を主なモチーフに制作する2人は、洋画と日本画という枠を超え、真実から乖離した過剰な表現を廃し、シンプルな表現で本質を追究するという点で一致。人物そのものの描写を追究することによって、対象を取り巻く空気感を表現できると考えている。S100号を中心に、小品を含め、各々が新作7〜8点を出品予定。
佛淵静子
『聴く人』
410×318mm
麻紙、膠、岩絵の具、墨、箔
清田悠紀子
『cycling I』
1620×1305mm
キャンヴァス、アクリル・油彩
佛淵プロフィール
清田プロフィール
清田悠紀子・佛淵静子2人展
─動と静の境界─
2007年10月8日(月)〜13日(土)
11:00〜19:00(最終日は17:30まで)
みゆき画廊
〒104-0061 東京都中央区銀座6-4-4銀座第二東芝ビル2階
TEL:03-3571-1771 FAX:03-3571-9701
「動と静の境界」
清田悠紀子・佛淵静子2人展によせて
柴田俊明
「動と静」を捉えること、それは人物をモチーフに描く面白さであろうと思います。人物を描いている理由、面白さがはっきり伝わってくる、この2人の作品には、洗練された都会的な印象があり、研ぎ澄まされた空気を感じます。シンプルな表現であるが、それは決して少ない手数ではありません。そぎ落とされ洗練された表現には、膨大なデッサン、エスキース、下絵などの準備が必要になります。清田・佛淵作品の説得力は、ソリッドな造形力に磨きをかけることに努力を惜しまず、厳しい観察と分析によって対象を描き出すことから制作を始めていることによって生まれています。2人の作品には、現代の美術状況にほとんどみられなくなった画家の本質があり、かつ、具象絵画の未来を発見出来るでしょう。是非ご高覧下さい。(洋画家)
柴田俊明 ウェブサイト